『私の少年』は、
12歳の少年と30歳のOLという年の差を描いた、非常に賛否の分かれる作品です。
舞台は大正や過去ではなく、「現代」です。だからこそ、
受け入れられないという声がある一方で、
深く心に残り続ける読者も多い作品でもあります。
この記事では
・全9巻のあらすじ(ネタバレあり)
・物議を醸す理由
・最終回の結末と感想
を、率直な視点でまとめていきます。
※本記事は『私の少年』最終9巻までの内容を含みます。
📘 作品情報
- タイトル:私の少年
- 作者:高野ひと深
- 連載:月刊アクション(2018〜2020年)
- 巻数:全9巻・完結
- ジャンル:年の差/ヒューマンドラマ/心理描写
👥 登場人物
多和田聡子(30歳)
スポーツメーカー勤務のOL。
大学時代はフットサルサークルに所属。
弱っているときほど、誰かを守ることで自分を保とうとする性格。
早見真修(12歳)
母親と死別し、家庭に居場所を見つけにくい少年。
年齢にそぐわないほど、感情がまっすぐで誠実。
椎川文貴
聡子の上司で元恋人。
「大人の現実」を象徴する存在。
多和田真友子
聡子の妹。
二人の関係を外側から見る立場。
🟦 あらすじ

物語の詳細や続きが気になった方は、
Kindleで試し読みできます。
👉 『私の少年』をKindleで試し読み
(※最新の価格はAmazonページをご確認ください。)
序盤・あらすじ|出会いと「守ることで保たれる心」
物語は、
30歳の独身OL・聡子が、
夜遅くまで公園でサッカーをしている
12歳の少年・真修と出会うところから始まります。
不審者に声をかけられていた真修をきっかけに、
聡子は「自分がいるときだけ」という条件で
真修にサッカーを教え始めます。
その後、元恋人で会社の上司・椎川文貴から
飲みに誘われ、応じることに…
すると、その席で婚約者を紹介されーー
ショックを受けた聡子は真修の前で泣いてしまいます。
真修に抱きしめられ慰められる聡子
真修もまた、複雑な家庭事情を抱えていました。
最初の頃の聡子は、自分より弱い
その少年を守ることによって、自身を守っている感覚
になっているのではないか?
そんな気がしました。
でも、聡子が泣いたとき真修は
『悲しい時は人の胸の音を聴くといい』
と抱きしめ…お互いの悲しみを分かち合います。
『私の少年』📗読めます👇
(*ストア購入になります)
中盤・あらすじ|共依存に近い関係と、外からの断絶

やがて二人は、
サッカー以外の時間も共有するようになります。
しかしその関係は、
父親の怒りと大人としての判断により、
聡子は異動となり、二人は強制的に引き離されることになります。
それは社会的には正しく、
けれど感情の面では、あまりにも残酷な断絶でした。
ある意味、初めの頃は
共依存に近かったのかなと思いました。
そして、強制的に引き離される二人
そりゃそうですよね。
私だって、
自分の子供を勝手に連れ出している大人…
と考えると怖いです。
後半・あらすじ|再会と、変わってしまった立場

数年後、
成長した真修と聡子は再会します。
けれど、
時間は二人を同じ場所には連れてきませんでした。
真修は変わり、
聡子は変われずにいる。
年齢差そのものよりも、
周囲の視線や「どう見られるか」が、
二人の関係に重くのしかかっていきます。
年が離れていても、
本人たちが納得していても、
社会は簡単には受け入れてくれない。
その現実が、静かに描かれていきます。
『私の少年』📗読めます👇
(*ストア購入になります)
📕 最終9巻あらすじ(ネタバレ)|母性でも恋でもない「選択」

月日が流れ、
聡子と真修は、静かで穏やかな時間を過ごしていました。
ある日、
真修は聡子と会うことを父親に告げます。
門限は17時。
二人は回転寿司に行き、
何気ない会話を交わします。
その途中、真修が口にした
「お母さん」という言葉。
それは、
二人の関係に向けられてきた
あらゆる疑問を、真正面から突きつける出来事でした。
ここから先は、
母性でも、恋愛でも、友情でもない、
「選択」の物語へと進んでいきます。
ここから先は、
この作品が「何だったのか」を
静かに突きつけてくる展開になります。
物語を最後まで見届けたい方はこちら
👉『私の少年』第9巻を
Kindleで今すぐ試し読み
(※最新の価格はAmazonページをご確認ください。)
✨ 感想・総評
聡子の戸惑いや真修の嘘のないまっすぐな想い…
私はこの作品が、とても好きです。
痛いほど分かります、この気持ち。
年が離れていても別にいいじゃないか…って
本人が思っても、周りは奇異な目で見るんです。
一緒にいると、お母さんに間違われてるな…とか。
自分たちを見る視線が気になったり…
母性なのか、恋なのか、
友情なのか、情なのか。
どれも当てはまるし、どれも違う。
名前を付けることが違う気がする
『真修の目に映る私が好き』
…ただ、相手が愛おしいと思う気持ち。
それだけが、最後まで残る漫画でした。
物語の詳細や続きが気になった方は、
Kindleで試し読みできます。
👉 『私の少年』をKindleで試し読み
(※最新の価格はAmazonページをご確認ください。)
関連作品
究極の年の差を描いた作品として、
大正時代を舞台にした
『煙と蜜』もあわせておすすめです。
▶ 記事はこちら
最後まで読んでいただき
🌸ありがとうございました🌸
その他にもたくさんの漫画を紹介しています。ぜひのぞいてみて下さい↓↓↓






コメント