\この記事はこんな人のため/
・5分で全巻の要点だけ知りたい
・途中で止めてしまい、思い出したい
・結末だけ押さえて読み進めるか判断したい
――「笑えば救われる」と言われたとき、あなたはその言葉を疑うだろうか。
『スマイリー』は、愛娘を失ったフリーライター・鴨目友司が
新興宗教団体「心笑会」に潜入し、
“笑顔”の裏に潜む 支配・狂気・犠牲 を目撃する物語です。
この作品はただの宗教モノではありません。
「救いの笑顔」が
「恐怖と支配の笑顔」へ裏返る瞬間。
読み進めるほど胸がざわつき、戻れなくなる――そんな体験を与える作品です。
📌この記事でできること
・全11巻のあらすじを“5分で思い出せる”
・途中まで読んだ人も“結末”まで把握できる
・深掘り考察は別記事に分離(本記事=速読用)
※考察だけ読みたい方はこちら(感情の深掘り記事へ)
▶ 『スマイリー徹底考察:笑顔は救いか、支配か?』
⚠️注意(作品ジャンル)
本作には 殺害/自死/暴力/集団儀式 などの描写を含みます。
心理的負荷が苦手な方はご注意ください。
『スマイリー』全巻まとめ(前半:1〜3巻)

まず最初に – この作品は“ただの宗教サスペンス”ではない
この作品は、救いを求めた人々が “信仰” によってどこまで変わってしまうのか——
人間の弱さと集団心理を容赦なく描き切った、新興宗教×人間ドラマです。
「宗教モノは重そう…」と思う人でも大丈夫。
このレビューは 重要な流れだけ3分で思い出せる 速読型にしています。
🧾作品情報
タイトル: スマイリー
作者: 服部未定
出版社: 日本文芸社(「週刊漫画ゴラク」連載)
巻数: 全11巻完結
ジャンル: 新興宗教サスペンス・心理ホラー
第1巻|要約・あらすじ ”失った家族、届いた勧誘パンフ。すべてはここから始まる”
娘を事故で失い、妻にも去られたフリーライター・鴨目友司。
抜け殻のような日々を送る中、自宅ポストに届いた一冊のパンフレット——
そこには 失踪中の妻・恵の姿 が写っていた。
疑念と怒りを抱く友司は、偽名「佐藤甲平」と名乗り
新興宗教団体 心笑会 に潜入する。
巨大な会場で信者が一斉に“笑い続ける儀式”。
友司は直感する。
「ここは、正常じゃない」
この瞬間から、彼は“戻れない場所”に足を踏み入れてしまう。
感想・見どころ(短評)
- “笑顔”が救いではなく 恐怖に感じる演出 が圧巻
- 娘を喪った男が、再び前へ進もうとする動機が生々しい
- 1巻だけで「これは普通の宗教漫画じゃない」と確信するはず
👉 読むか迷っている人は、まず1巻の冒頭だけでも十分掴まれると思います。
第2巻 |要約・あらすじ “誕生祭”と狂気。潜入はもう後戻りできない
教団へ本格的に潜入した友司。
その裏で明かされる——
- 事故死した娘の真相
- 妻・恵が教団へ惹かれた理由
- 信者の“特別な修行”と“笑いのルール”
中でも強烈なのは、信者が笑い続ける儀式と
その裏にある “死”が隣り合う文化。
鈴村由香という信者と共に
「内部崩壊」を目指す動きが始まる。
感想・見どころ
- 精神ホラーより 人間心理のえぐり方がリアル
- “笑っていれば幸せになれる”という思想の恐ろしさ
- 仲間=味方?それとも利用?
1巻で“入口”に立ち、2巻で一気に深みに落ちる巻です。
第3巻 |要約・あらすじ “真実”を知った瞬間、引き返す選択肢が消える
「この教団は何でもする——」
内部告発者・山本の末路をきっかけに
教団の本質が露骨に姿を現し始める。
一方、刑事の魚住も独自に捜査を開始。
外側の追及 vs 内側からの崩壊
物語は “二つのレール” で走り始める。
感想・見どころ
- 世界が一気に広がるターニングポイント
- 教団が社会や政治に浸食していく構造がリアルで恐い
- 「もう読者も後戻りできない」 と確信する巻
ここまでのまとめ:1〜3巻の要点
| 巻数 | 物語の段階 |
|---|---|
| 1巻 | 主人公が地獄の入口に立つ |
| 2巻 | 信仰と狂気の世界に引きずり込まれる |
| 3巻 | “この物語の正体”が姿を現し始める |
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第4巻 |要約・あらすじ “内部崩壊”と“外部追及”、二つの刃が教団を削り始める
暗殺者・今浪の動きにより、鴨目(主人公)は完全に教団へ“取り込まれた”ように見える。
しかしその表情にはまだ光が残っていた。
- 内部:鴨目が潜入し、誕生祭の核心へ迫る
- 外部:刑事・魚住が警察側から教団へ切り込む
- 第三軸:編集部が報道として事実追及へ動く
物語は “3方向” から同時に動き出す。
見どころ
- 幹部の正体が明かされ始め、読者の「ここまで来たか…」という緊張感が増す
- 潜入サスペンス → 内部崩壊×外部攻撃の構図へ変化
- 4巻の時点で「ただの宗教漫画ではない」と誰もが確信する展開
第5巻 |要約・あらすじ “奇跡の子”と教団の根源。物語が一気に広がる
鴨目はついに 失踪していた妻・恵 の姿を確認する。
その瞬間、それが救いなのか破滅の序章なのか、誰にもわからなくなる。
一方、魚住の過去——
火事で赤ん坊5人死亡事件 が“教団誕生の起点”だったことが判明。
“奇跡の子”として生還した少年の存在が
後の 心笑会(しんしょうかい) を生むことになる。
見どころ
- 教団の歴史・スケールが一気に拡張される重要巻
- “選ばれる側” に立たされる鴨目の転機
- 家族の再会が希望ではなく “揺さぶり” に変わる
第6巻 |要約・あらすじ 真実は、人を救わない。むしろ砕く
捕えた暗殺者・今浪の告白により
鈴村は “地獄へ突き落とされる”
「あなたは選ばれた。世継ぎの母体として」
“奇跡の子=笑光”の出生の仕組みが描かれ
読者は背筋が凍る。
見どころ
- “光”と呼ばれた存在の裏にある 異様なシステム
- 潜入/捜査/反撃——三軸の物語がリンク
- わかってしまった真実=心が折れる瞬間が描かれる
第7巻 |要約・あらすじ “再会”は、救いではなく処刑の合図
鴨目と恵、ついに再会。
しかし彼女は言い放つ——
「あなたには死んでもらわないと困るの」
恵の変化・立場・感情、その全てが謎に包まれる。
見どころ
- “人間の顔の皮の瓶” を目撃する地獄描写
- 笑光という存在の正体が浮上(11歳火事の少年説)
- 家族の物語が、完全に “祈り” ではなく “呪い” へ変換
第8巻 |要約・あらすじ” 教団の核が明らかになる”
恵はただの被害者ではなかった。
彼女は 教祖の“妻”として中心に立たされていた。
警察幹部の妻・律子が信者であることも判明。
国家機関への浸食が露骨に描かれる。
見どころ
- 「誰が敵で味方か」境界線が崩れる
- 世継ぎ“佑太”を巡る誘拐
- 教団の野望が最も露わになる巻
第9巻 – 教祖の誕生。この物語の“始まり”が語られる
心笑協会の設立は
一人の中年女性 白石艶華(後の笑嫣) の絶望から始まった。
“ずっと笑っていたかった”
その願いは、救いではなく
人を縛り殺す狂信 へ変貌する。
見どころ
- 加害者の“背景”を描くことで読者の情が揺れる
- 善悪の線引きが曖昧になる
- 物語の根源と“問い”が提示される巻
第10巻 |要約・あらすじ”正義も復讐も、どこかでねじれる”
教団の創設、光一(後の笑光)の真相、
すべてが繋がる。
継承の儀 を目前に
鴨目と恵は “復讐” か “終息” のどちらの道を選ぶか迫られる。
見どころ
- “家族の喪失” が物語の核だったと明示
- 読後、静かに胸が痛む巻
- 「まだ終わっていない」と感じさせるタメの巻
第11巻(最終巻) |要約・あらすじ ”滅びと祈り。笑顔とは何か?
恵と笑光は “命そのもの” を計画の実行材料とし
教団を崩壊へ導く。
信者たちが連鎖的に命を絶つ中
鴨目が見たのは、救いなのか絶望なのか。
すべてが終わっても、笑顔は残るのか?
見どころ
- クライマックスの静かな破壊力
- 鴨目の背中で終わる演出が秀逸
- ハッピーでもバッドでもない “考える終わり方”
読み終わったあと、まだ胸に残っているものがある方へ
この作品は「あらすじを知っただけ」では終わりません。
心の中に、説明できない“ざわつき”が残ります。
👉 なぜ救いが支配へ変わったのか?
👉 鴨目の動機は本当に「愛」だったのか?
👉 恵は被害者か、加害者か?
その全部を、“心”から読み解く記事はこちら
▶ 『スマイリー徹底考察:笑顔は救いか、支配か?』
総まとめ:スマイリーが問い続けたこと
笑顔は、救いか。
それとも、支配か。
この作品は
“信仰とは何か”という重い問いを投げたまま終わります。
読み終わったあと、しばらく静かに座りたくなる──
そんな作品でした。
感想:各巻の心の揺れ幅・心理描写の強度
『スマイリー』は「救われたい」という弱さと、
「支配してでも満たされたい」という
人間の欲望が交互に揺れる作品です。
鴨目の揺れ幅
→「妻を助けたい」⇄「真実を知りたい」⇄「復讐したい」
この振れ幅が読者自身の感情にも波のように伝わる。
恵の立ち位置
→被害者なのか加害者なのか、最後まで揺れる。
その“曖昧さ”こそ、読後に最も残る余韻になる。
全体テーマ考察:笑顔とは何か
作品を通じて繰り返し語られるのは――
「笑顔は救いか、呪いか。」
心笑会の信者たちは
“救われるために笑う” ではなく
“笑わないと生きられない世界” に追い詰められていた。
笑顔が持つ二重構造
- 光:救い・希望・家族の幸福
- 影:支配・暴力・罪悪感
鴨目はその間に立ち、最後に“自分の答え”を選ぶ。
📚こんな人におすすめ
- リアルな心理サスペンスが読みたい人
- カルト宗教・洗脳テーマに興味がある人
- 「怖いけどページが止まらない感じ」を味わいたい人
- 人間の弱さ・救いを描く作品が好きな人
📌 デメリット(読む前に知っておくと楽)
- 死の描写がある(残酷ではないが重い)
- 心の負担がかかる巻もある
- 「完全な救い」は提示されない
→感情が敏感な時期に読むと刺さりすぎる可能性あり
まとめ
『スマイリー』は
ただの宗教スリラーではなく
人間の「救われたい心」と
「誰かの光になりたい心」の物語。
読後、“笑顔”について考えてしまう。
そんな余韻が長く残る、唯一無二の作品です。
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最後まで読んでいただき
🌸ありがとうございました🌸
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