『血の轍』12〜13巻は、物語が“真の佳境”へ向かって進んでいく非常に重要なパート。
静一の心の奥に潜んでいた「支配」「依存」「罪」といった影が、一気に表面化していく巻です。
12巻では鑑別所での“内省”を通して静一の精神が崩れ、
13巻では20年後の世界で彼が再び「母」と向き合う覚悟を迫られます。
ここでは12巻・13巻を分かりやすくまとめ、
巻ごとのテーマ、重要シーン、考察ポイントまで詳しく解説します。
読後は胸が苦しくなるほどの深い余韻。
ここから最終章「14〜17巻」へ向かう道筋が一気に見える巻です。
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『血の轍』12巻あらすじ・ネタバレ感想
──鑑別所で明かされる、静一の心の“依存と空白”──

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少年審判が開廷し、物語は大きな転機を迎える。
高台で向き合った従兄弟の”しげる”は
かつてママに高台から突き落とされた”自分”だった――。
ぼくが消えることが正しいこと…
そう思った瞬間、静一は”自分”を葬るためしげるを突き落とし、殺めた。
それは、己の中のママとの決別の儀式。
罪悪感を一切感じることなく、静一は鑑別所に収監される。
そこで誠一を待ち受けていたのは『内省』の日々。
内省(ないせい) 自分の考えや行動などを深くかえりみること。
反省。「過去を―する」
深淵に意識が向かうなか、心の隙間にスルリと入って来たのは
しげるを殺してまで決別を試みた『ママ』だった――‼
しかし、対する静子の返答は、
想像を絶する恐ろしい言葉の連続だった…。
◆ 12巻 ネタバレ感想・考察
静一は鑑別所で深く深く…
自分の心の中をみつめる日々を過ごします。
その心の中は、”母親”がすべてでした。
読んでいて、悲しくなるほど静一の心は
”母親に支配”されていて…
なぜこうなってしまったのかを、読者は何度も
考えてしまうのでは…。
さらに、母の静子は物的証拠がないため
釈放されます。
しかし、静一の面会に来るはずの静子は一向に
現れず…、毎日母親を待ちわびる静一の心は、
どんどん”壊れていきます”
壊れている心がさらに壊れていく様子は
”恐怖”です…。
そして審判の日…母をみつめる静一
しかし、隣に座る母・静子は静一の方を見ようともせず…
またも吃音の症状が出てしまいます。
そして、裁判官の
”鑑別所でどんなことを考えていたか…”
という問いに
『ママが僕をどう思うか』
静一の心にはそれしかなかった…。
… …
それに対する母・静子の答えは…
私の中では…”想像を絶する”恐ろしい言葉の連続でした…。
12巻は、静一の心の“母親依存の極致”を描いた巻。
鑑別所での内省と、壊れていく精神描写があまりにも生々しい。
・静子が釈放される
・面会に来ない
・それでも母を待ちわびる
この構図が、恐怖以上に“残酷さ”として刺さる。
読者は「なぜ静一はここまで母に支配されるのか」と何度も問い直すことになる。
終盤への布石として最高に重く、美しく、痛い巻。
『血の轍』13巻あらすじ・ネタバレ感想
──20年後の静一が“再び過去と向き合う”始まりの章──

「ありがとう。ひとごろしになってくれて。」
そう吐露したママの首を、
思わず法廷で絞めた衝撃の少年審判から約20年――
静一は、生きていた。
ママに翻弄され、挙句、人を殺めた。
でも彼女に何も響くことはなかった。
それでも、生きてきた。なぜ――?
———。
36歳になった静一はパン工場で働き、淡々とした日常を送っていた。
彼を気にかける唯一の存在は“父親”。
居酒屋で静一の手を握りながら、父は言う。
「…ごめんな。何もしてやれなくて…」
静一は静かに返す。
「見捨てないでいてくれただけで、もう十分だよ。」
父からの最後の問いは胸に重く落ちた。
「静子の事。このまま…一生会わないでいいのかい?」
その瞬間、静一の奥に沈んでいた“母への感情”が動き始める。
父が倒れ、喪失に揺れる静一。
そして再び現れたのは――殺してしまった“しげる”の幻。
静一は、逃げたはずの“過去”へと引き戻されていく。
◆ 13巻 ネタバレ感想・考察
13巻では静一と父親の話が続き
ここまで読んでいて、
胸が苦しくなってきました。
悲しい……
ただただ、悲しい。
ママの…静子に対してのやり場のない怒りのような感情。
それと同時に空虚な気持ちに引きずられていきます。
なのに、面白い——どんどん引き込まれていく自分。
殺してしまったしげちゃんのまぼろしと話しながら家路に着く静一。
『うん……しげちゃん。
もうじきそっちに行くから。』
そして、ある日静一のもとに病院から電話が…。
父親が倒れてしまいます。
唯一自分を気にかけてくれていた
『父親』
父親との日々を思い出す静一…。
父親がいなくなったら…
静一はどうなってしまうのか?
そして、再び出会う『彼女』
13巻は、読者の胸に最も重く響く巻かもしれない。
・父親との時間が唯一の救い
・それでも心は母から逃れられない
・しげるの幻が再び出てくる
・「終わらせたい」という静一の願い
静一の“生きづらさ”と“呪縛”が、鮮明に描かれている。
同時に、
14巻以降の物語が“決着へ向かう”ことが確実に伝わる
転換点になっている。

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➡ 『血の轍』14〜15巻あらすじ・ネタバレ感想
死への衝動と、母・静子の過去が明かされる“最も苦しい巻”。
➡ 『血の轍』16〜17巻(最終回)あらすじ・ネタバレ感想
母子の“轍”が静かに終着点へ向かう、余韻の深い最終章。
➡ 【元記事】『血の轍』全17巻あらすじ・ネタバレまとめ
1〜11巻までの流れを整理した総まとめ記事はこちら。
まとめ
12〜13巻は、静一の心が崩れ始める“転換点”となる巻。
母との関係、父の存在、しげるの幻――
すべてが最終章への布石として丁寧に積み上げられている。
ここを読むことで、物語が
「どこへ向かうのか?」
そして
「静一はどんな選択をするのか?」
がはっきりと見えてくる。
「この物語の行き着く先を見届けたい」 と強く感じるはず。
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最後まで読んでいただき
🌸ありがとうございました🌸
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