今回ご紹介するのは、原作:池田悦子先生/漫画:あしべゆうほ先生による
懐かしのホラーファンタジー『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』です。
「最終回って結局どうなったの?」
「打ち切りって本当?」
「“最終章”は今も続いてる?」
そんなモヤモヤを抱えてたどり着いた方へ、先に結論だけまとめます(=゚ω゚)ノ
✅ 第2部(全17巻)のラストは“決着する最終回”というより、余韻の残る終わり方。
✅ 続編にあたる『悪魔の花嫁 最終章』は全6巻で、最新は第6巻(2014年刊)です。
この記事では、第2部最終回のネタバレあらすじと、最終章の現状、そして私の正直な感想(デイモス様…そろそろ白黒つけて…!笑)までまとめていきます。
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』作品情報
原作:池田悦子/作画:あしべゆうほ
悪魔の花嫁
- 通常版:全17巻
- 文庫版:全12巻
1970〜80年代に『月刊プリンセス』で連載された、
ホラー×神話×禁断愛を描く名作少女漫画です。
登場人物
伊布 美奈子(いぶ みなこ)
女子高生。
女神ヴィーナスの生まれ変わりであることから、
恐怖の神・デイモスに見初められた美少女。
「黄泉の国に行けば永遠の命を与える」と甘言を弄されるが、
人間界を離れることを拒んだため、
デイモスから悪夢を見せられ続けることになる。
デイモス
妹・ヴィーナスを愛したがために、
大神ジュピターの怒りに触れ、
美しかった容姿を奪われた恐怖の神。
生きながら朽ちていく罰を受けたヴィーナスを救うため、
人間界に現れ、美奈子を黄泉の国へ連れて行こうとするが──
次第に美奈子自身に惹かれていく。
ヴィーナス
デイモスの双子の妹。
兄と愛を誓った罪により、
黄泉の国のいばらの牢獄で朽ち果てる罰を科せられる。
デイモスが美奈子に心を寄せることに嫉妬し、
人間界の美奈子たちにさまざまな干渉を行う存在。
▶︎ 禁断の愛や、人外×人間の関係に惹かれる方はこちらもおすすめ
・『この愛は、異端。』あらすじと魅力を語る
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』あらすじ

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はるか昔、神話の時代。
双子の妹ヴィーナスと恋仲になってしまったことで
大神ジュピターの怒りを買い、
恐ろしい姿へと変えられた恐怖の神・デイモス。
同時にヴィーナスも、
黄泉の国のいばらの牢獄で
朽ち果てるのを待つだけの身となってしまう。
ヴィーナスを救う唯一の方法は、
彼女の生まれ変わりを見つけ、黄泉の国へ連れて行くこと。
そして現代。
デイモスはついに見つける。
ヴィーナスと瓜二つの少女──伊布美奈子を。
しかし、
美奈子の周囲に悲劇を巻き起こしながらも、
どうしても彼女を黄泉の国へ連れて行くことができない。
デイモスは葛藤し始める。
『私は、どちらを愛しているのだろう』
美貌の悪魔に魅入られた、
ひとりの少女の運命を描いた物語。
作品の位置づけ
『悪魔の花嫁』は、
月刊プリンセス黄金期を支えた代表作のひとつ。
同時代には
『エロイカより愛をこめて』
『妖精国の騎士』
『王家の紋章』『イブの息子たち』
といった名作が並んでいました。
▶︎昭和〜平成の「月刊プリンセス」を支えた名作漫画はこちら
・『エロイカより愛をこめて』|スパイ×美学×唯一無二の世界観
私は歳の離れた姉が単行本を持っていて、
幼い頃に読んで以来、
今でも何度も読み返してしまう大好きな作品です(=゚ω゚)ノ
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』ここからが本題
この漫画、
1990年に第2部が終了しているのをご存知でしょうか?
「最終回って、結局どうなったの?」
「完結したの?それとも…?」
ここから先は、
第2部最終話のネタバレを含めて
詳しく書いていきます。
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』最終話はどうなった?
先に結論から言うと――
『悪魔の花嫁』第2部の最終回は、
はっきりとした決着やハッピーエンドを迎える“完結回”ではありません。
物語は突然終わり、
✔ デイモス
✔ 美奈子
✔ ヴィーナス
この禁断の三角関係には明確な答えが出ないまま幕を閉じます。
読後に残るのは
「え、ここで終わるの?」
「結局、誰も救われていないのでは…?」
という、強い余韻とモヤモヤ。
ただしそれは
打ち切りで強制終了した、というより
“この関係は、まだ続いている”
と読者に委ねた終わり方
とも言えるラストでした。
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』最終話(ネタバレあり)

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文庫版最終巻【ミモザ館の特別料理】あらすじ
物語は、
ミモザ館のオーナー・倫也が、
入ったばかりのウェイトレス・さとみに
婚約指輪を注文する場面から始まります。
指輪は、
完成までに数日かかるという
ダイヤの指輪。
宝石店を後にした倫也とさとみは、
倫也の店・ミモザ館へ戻ります。
店では、
オープニングスタッフでありチーフの朝子が
開店準備をしていました。
そこで2人は、
朝子に婚約を報告します。
しかしその後、朝子は
「酔った勢いで自分を抱きしめ、キスをした」
と倫也に詰め寄ります。
倫也は
覚えていないと否定。
そんな中、
店に現れたのは
ジュエリーデザイナーに扮したヴィーナス。
ヴィーナスは朝子に、
「あなたに必要なもの」と言って
婚約指輪と同じデザインの指輪を渡します。
朝子は
ヴィーナスから渡された模造品の指輪を、
「注文していた指輪が届いた」と偽り、
倫也に手渡します。
倫也はその指輪を、
部屋でさとみにプレゼント。
喜び、指にはめたさとみは――
それが偽物であることに気づきます。
激しく倫也を責め立てた拍子に、
さとみは倒れ、
花瓶に頭を打ちつけて死亡してしまいます。
その一部始終を
ドアの外から見ていた朝子。
朝子は倫也を
脅迫まがいに誘惑し、
2人は抱き合いますが……
倫也は静かに言います。
「君が生きていると
地獄の思いをしなきゃいけない」
そう言って、
朝子を殺してしまうのです。
それから一週間後。
美奈子が
「朝子がいなくなった」と聞き、
ミモザ館を訪れます。
すると店は、
新メニューで出したランチの肉料理が
「美味しい」と評判になり、
以前より活気づいていました。
オーナーからランチを出された美奈子。
食べようとすると――
料理の中から、指輪が現れます。
その光景を、
いつものように
木の上から傍観しているデイモス。
最終回は完結?それとも打ち切り?結末はどうなったのか⁉︎
結論から言うと――
『悪魔の花嫁-デイモスの花嫁-』第2部の最終回は、
“完結”とは言い切れない終わり方です。
かといって、
物語が途中で強制終了した
**いわゆる「打ち切りエンド」**とも、少し違います。
なぜ「最終回っぽくない」と感じるのか
理由はとてもシンプルで、
- デイモスは
美奈子を黄泉の国へ連れて行っていない - ヴィーナスも救われていない
- 美奈子との関係にも明確な決断がない
つまり――
誰も選ばれず、何も終わっていないのです。
物語は「解決」ではなく、
あくまで
“この三角関係は、今も続いている”
という状態のまま、静かに幕を閉じます。
デイモスは、最後まで優柔不断だった
ここ、正直な感想を言わせてもらうと……
デイモス様、優柔不断すぎませんか?(笑)
悪魔でありながら、
- 妹ヴィーナスへの愛も捨てきれない
- 人間の美奈子への想いも断ち切れない
その結果、
どちらも救えず、
どちらも失わせ続けてしまう。
人間でも、悪魔でも――
優柔不断な男は、結局誰も幸せにできない
という、
なかなか手厳しいメッセージが
この最終回には込められているように感じます。
だからこそ「続編」を求める声が消えなかった
この終わり方だったからこそ、
- 「このまま終わるはずがない」
- 「デイモスは、いつか決断するはず」
- 「美奈子の人生はどうなるの?」
そんな想いを抱いた読者が多く、
のちに**『悪魔の花嫁 最終章』**が描かれることになります。
第2部の最終回は、
物語を閉じるための終わりではなく、
次へと引き継ぐための終わり。
そう考えると、
この“中途半端さ”もまた
『悪魔の花嫁』らしいラストだったのかもしれません。
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『悪魔の花嫁 最終章』は今どこまで出ている?(あらすじ+現状)

物語の詳細や続きが気になった方は、
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悪魔の花嫁 最終章
『悪魔の花嫁』には、
第2部終了後に描かれた続編シリーズがあります。
それが――
**『悪魔の花嫁 最終章』**です。
最終章の刊行状況
- 全6巻
- 2007年より連載再開
- 2014年発売の第6巻を最後に、新刊は出ていません
完結表記はなく、
現在は長期にわたって続刊が出ていない状態です。
最終章のあらすじ(収録エピソード)
最終章でも、
デイモスは再び美奈子の魂を巡って動き始めます。
収録されている主なエピソードは――
- 『華の畢(はなのおわり)』編
小野小町の絵に関わる人々の、
美と執着、そして破滅を描いた物語。 - 『翅のある死体』編
フィギュアスケート界を舞台に、
栄光の裏に隠された悲しい過去と呪いを描くエピソード。
どちらも、人間の
欲・嫉妬・執着・弱さといった
『悪魔の花嫁』らしいテーマが色濃く描かれています。
正直な感想:デイモス様、変わってない
内容は相変わらず面白い。
人間の心の闇を描く切れ味も健在。
……なのですが。
デイモス様、相変わらず優柔不断です。
- 美奈子を手放せない
- ヴィーナスも切り捨てられない
- 決断しないまま、物語は進み続ける
さらに個人的には、
デイモスのビジュアルに違和感を覚えたのも正直なところ。
時代の流れなのか、
作画のタッチが今風になり、
「私の好きだったデイモス様と、ちょっと違う…?」
と感じてしまいました。
もちろん、
これは好みの問題ではありますが――
長年読んできたファンほど、
同じ気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
結局、最終章でも「答え」は出ていない
最終章6巻時点でも、
- 美奈子とヴィーナス、どちらを選ぶのか
- デイモスは決断できるのか
- この物語は本当に終わるのか
はっきりとした結末は描かれていません。
美奈子には寿命があります。
人間である以上、
何度も生まれ変わる運命に巻き込まれてしまう。
それなのに――
デイモスは、まだ悩み続けている。
このままでは、
美奈子が生まれ変わって、
また同じ物語が繰り返されてしまうのでは?
そんな不安すら残したまま、
物語は止まっています。
だからこそ、続きを待ち続けてしまう
未完であることに
もどかしさはあります。
でも同時に、
ここまで長く読者の記憶に残り、
「いつか結末を見届けたい」と思わせるのも
『悪魔の花嫁』という作品の強さなのかもしれません。
『あしべゆうほ』関連作品まとめ|名作なのに未完が多すぎる問題
あしべゆうほ 先生といえば、
壮大な世界観と神話・歴史・幻想を織り交ぜた
重厚な物語作りで知られる漫画家さん。
ただし――
長年のファンの間では、
こんな声も少なくありません。
「名作ばかりなのに、完結していない作品が多い…!」
代表作①
クリスタル☆ドラゴン

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神話と伝説の古代ヨーロッパを舞台にした、
大河ファンタジーロマンの決定版。
あらすじ(簡単)
緑の原の一族
(グリアナン・クラーク)の中で唯一、
黒髪で生まれた少女――アリアン・ロッド。
魔法使いのもとで修業を積む彼女は、
炎の中で一族を滅ぼした
“邪眼のバラー”を目撃します。
生き残ったアリアンは、
助けを求めて旅に出ることに……。
壮大なスケール、
神話的モチーフ、
運命に翻弄される少女。
何度読んでもハマってしまう名作です。
それでも完結していない…
『クリスタル☆ドラゴン』もまた、
長期連載・休載を経て、
物語はまだ完結していません。
『悪魔の花嫁』
『クリスタル☆ドラゴン』
どちらも共通しているのは、
- 世界観があまりにも大きい
- 登場人物の運命が重すぎる
- 簡単に「終わらせられない」物語
ということ。
わたしの本音
正直に言います。
これらの最後を見届けるまで、
私、死ぬに死ねません(笑)
同じ気持ちの方、
きっと多いはずです。
『王家の紋章』
『ガラスの仮面』
このあたりも含めて、
昭和〜平成の名作少女漫画あるあるですよね。
▶︎ 完結していないのに、なぜか一生読み続けてしまう名作少女漫画はこちら
・【王家の紋章】はいつ終わる?現在の連載状況と最新情報まとめ
・【ガラスの仮面】最終回はどうなる?紅天女と未完の理由
それでも読み続けてしまう理由
未完であっても、
続きを待ち続けてしまう。
それは、
物語と一緒に人生を重ねてきたから。
『悪魔の花嫁』も、
『クリスタル☆ドラゴン』も、
読むたびに
「あの頃の自分」を思い出させてくれる作品です。
『悪魔の花嫁』を読むにはこちら(=゚ω゚)ノ
悪魔の花嫁 は、
現在も電子書籍・マンガアプリで読むことができます。
「久しぶりに読み返したい」
「最終回を自分の目で確かめたい」
そんな方は、まずは試し読みからがおすすめです。
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紙の単行本が手に入りにくい巻も
まとめて読めるのが魅力。
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- 単行本未収録作品
- 貴重な原画・資料
長年のファンなら、
一度は手に取ってほしい一冊です。
まとめ|それでも、私たちは結末を待っている
『悪魔の花嫁』は、
はっきりとした「終わり」を迎えていません。
けれど――
だからこそ、
何十年経っても語られ、
検索され、
読み返され続けています。
デイモスは優柔不断。
美奈子も、ヴィーナスも、
誰も完全には救われていない。
それでも私たちは、
**いつか訪れる“その瞬間”**を
どこかで信じて、待ち続けている。
この物語と一緒に、
人生を重ねてきた読者として。
最後まで読んでいただき
🌸ありがとうございました🌸
その他にもたくさんの漫画を紹介しています。ぜひのぞいてみて下さい↓↓↓









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