今回ご紹介するのは、
『外道の歌』シリーズの公式スピンオフ作品
『近野智夏の腐じょうな日常』です。
原作は
『善悪の屑』『外道の歌』『朝食会』で知られる
渡邊ダイスケ先生。
作画は
『天空侵犯』の
大羽隆廣先生。
『外道の歌』本編で
異様な存在感を放っていた
殺人鬼・近野智夏を主人公に、
殺人鬼 × 都市伝説 × オカルトサスペンス
という、
シリーズの中でもかなり異色な切り口で描かれた
公式スピンオフ作品です。
「外道の歌のスピンオフって、かなり重そう…」
「グロすぎて読むのがきついのでは?」
そう思った方もいるかもしれません。
ですが本作は、
確かに残酷な描写はありつつも、
- テンポは軽快
- コメディ要素多め
- キャラクター同士の掛け合いが楽しい
という、
本編とはまったく違う読後感が特徴。
怖いのに、笑える。
残酷なのに、どこかポップ。
そんなギャップがクセになる作品です。
この記事では、
- 『近野智夏の腐じょうな日常』ってどんな漫画?
- 『外道の歌』本編との違い
- どんな人におすすめか
といったポイントを中心に、
ネタバレ控えめで、作品の魅力を紹介していきます。
「読むか迷っている」方の判断材料として、
ぜひ参考にしてみてください(๑˃̵ᴗ˂̵)
※本作は『外道の歌』シリーズの公式スピンオフです。
同じ世界観で描かれた作品として、
こちらのスピンオフもあります👇
▶︎ 『朝食会』あらすじ・ネタバレ感想
『外道の歌』スピンオフだけど、空気はまったく別物

物語の詳細や続きが気になった方は、
Kindleで試し読みできます。
👉 『近野智夏の腐じょうな日常』
をKindleで試し読み
(※最新の価格はAmazonページをご確認ください。)
『近野智夏の腐じょうな日常』は
『外道の歌』の公式スピンオフ作品ですが、
物語の温度感は本編とは大きく異なります。
『外道の歌』が
復讐・暴力・人間の闇を
重く、救いのない空気で描いていたのに対し、
本作は――
- テンポが軽快
- 会話のノリが明るい
- ブラックユーモアやコメディ要素が多め
同じ「殺し」を扱っていても、
読後感は驚くほど軽いのが特徴です。
主人公が「近野智夏」だから成立する世界
この空気感の違いを生んでいる最大の理由は、
主人公が 近野智夏 であること。
彼女は『外道の歌』本編では
異常性と狂気をまとった
“危険な殺人鬼”として描かれていました。
しかし本作では、
- 腐女子として趣味を楽しみ
- メイド喫茶で普通に働き
- 親友を何より大切にする
という、
どこか人間味のある一面が前面に出ています。
だからこそ、
「呪いだろうが、都市伝説だろうが、
大切な人を傷つけるなら許さない」
という彼女の行動原理が、
恐ろしくもあり、同時に痛快にも感じられるのです。
「重すぎないスピンオフ」を求めている人にちょうどいい
『外道の歌』が好きだけど、
- 少し重すぎた
- 気力がある時しか読めなかった
という人にとって、
『近野智夏の腐じょうな日常』は
かなり読みやすいスピンオフになっています。
グロ描写はある。
でも、暗さ一辺倒ではない。
この
「残酷 × ポップ」
「殺人鬼 × 日常」
というギャップこそが、
本作最大の魅力です。
あらすじ|殺人鬼×都市伝説という異色の物語
主人公は、
虹彩異色症(オッドアイ)を持つ殺人鬼・近野智夏。
彼女は“腐女子”として趣味を満喫しながら、
メイド喫茶で働くという
一見するとごく普通の日常を送っています。
そんなある日、
智夏の前に現れたのが、
妖艶なオカルト研究家・久世十司郎。
都市伝説や呪いといった
“科学では説明できない現象”を追う久世は、
初対面にもかかわらず、
智夏の本質を見抜くような言葉を投げかけます。
やがて二人は、
呪いによる遠隔殺人
地図に載らない村の都市伝説
といった不可思議な事件に巻き込まれていくことに。
しかし、
この物語が他と決定的に違うのは――
その問題解決役が「殺人鬼」であること。
「守るために殺す」主人公という異常さ
近野智夏は、
決して正義の味方ではありません。
けれど、
- 大切な親友を傷つけられた時
- 理不尽な悪意に触れた時
彼女は一切の迷いなく、
“外道”としての手段を選びます。
呪いだろうが、
都市伝説だろうが、
相手が人間であろうが――
「許さない」と決めた瞬間、
彼女は殺人鬼に戻る。
その潔さが、
恐ろしくもあり、
なぜか痛快でもあるのです。
暗くなりすぎない理由
扱っている題材は決して軽くありません。
それでも本作が
重苦しくなりすぎないのは、
- 智夏の腐女子としての妄想
- 久世との軽妙な掛け合い
- シリアスとギャグの切り替えの速さ
といった要素が、
物語全体をポップに保っているから。
怖いのに、読みやすい。
残酷なのに、どこか笑える。
そんな独特の空気感が、
1〜2巻でしっかりと形作られています。
キャラクターの魅力|この2人だから成立する物語

近野智夏|「正義」でも「悪」でもない、可愛い殺人鬼
近野智夏は、
いわゆる“カッコいいダークヒーロー”ではありません。
腐女子で、
妄想癖があり、
親友ができたことを全力で喜ぶ――
どこか普通で、どこかズレた女の子。
けれど彼女は、
れっきとした殺人鬼です。
この作品で描かれる智夏の怖さは、
残酷さそのものよりも、
「大切な人を守るためなら、
自分が外道になることを一切ためらわない」
その覚悟の速さにあります。
正義の味方のような葛藤はしない。
罪悪感に悩むこともない。
「許さない」と決めた瞬間、
彼女は迷わず“殺人鬼”に戻る。
その潔さが、
恐ろしくもあり、
なぜか頼もしくも感じてしまう――
不思議な主人公です。
近野智夏のように、
オッドアイという特徴を持つ
印象的な主人公が好きな方には、
こちらの作品もおすすめです。
▶︎ 『ビジャの女王』あらすじ・感想
久世十司郎|妖艶で胡散臭い、オカルト研究家

智夏の相棒となるのが、
妖艶な雰囲気をまとった
オカルト研究家・久世十司郎。
都市伝説や呪いといった
非科学的な現象を追いながらも、
どこか掴みどころがなく、
常に一歩引いた視点で物事を見ています。
久世は、
智夏を“殺人鬼”として恐れることも、
“正義の存在”として持ち上げることもしません。
ただ、
「彼女は、そういう存在だ」
と、
その異常性を自然に受け入れている。
この距離感が、
作品全体の空気を軽やかにしています。
この2人の関係性が、重さを中和している
もし主人公が
感情的で苦悩するタイプだったら、
この物語はもっと重くなっていたはずです。
でも、
- 即断即決の殺人鬼・智夏
- 冷静で観察者気質の久世
という凸凹コンビだからこそ、
残酷な出来事が起きても、
物語は沈みすぎず、
テンポよく進んでいく。
このバランス感覚こそが、
『近野智夏の腐じょうな日常』を
**“読みやすいオカルトサスペンス”**にしている最大の理由です。
どんな人におすすめ?|正直に言います
『近野智夏の腐じょうな日常』は、
万人向けの作品ではありません。
ですが、
次の項目にひとつでも当てはまるなら、
かなり高確率でハマります。
✔ こんな人におすすめ
- 『外道の歌』が好きだけど、少し重すぎた
- グロ描写は平気だけど、ずっと暗いのは疲れる
- 都市伝説・オカルト・怪異モノが好き
- ギャップのあるキャラクターに弱い
- シリアスとコメディの切り替えがある作品が好き
物語の詳細や続きが気になった方は、
Kindleで試し読みできます。
👉 『近野智夏の腐じょうな日常』
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✖ 逆に向かないかもしれない人
- 残酷描写が一切苦手
- 明確な勧善懲悪を求めている
- 主人公に強い倫理観や正義感を求める
このあたりに当てはまる場合は、
合わない可能性もあります。
それでも、刺さる人には深く刺さる
『近野智夏の腐じょうな日常』は、
怖い。
でも、楽しい。
残酷。
でも、可愛い。
そんな矛盾を、
そのまま肯定してくれる作品です。
「正しさ」よりも
「大切なもの」を優先する主人公に、
共感してしまった時点で――
もう、この世界から抜けられません。
『近野智夏の腐じょうな日常』が気に入った方は、
同じ世界観で描かれた
こちらのスピンオフもぜひ👇
▶︎ 『朝食会』あらすじ・ネタバレ感想
まとめ|『近野智夏の腐じょうな日常』は、異色だけどクセになる

『近野智夏の腐じょうな日常』は、
『外道の歌』の世界観を引き継ぎながらも、
まったく違うテンポと空気で描かれた公式スピンオフです。
殺人鬼が主人公。
都市伝説や呪いが題材。
それだけ聞くと重そうですが――
実際に読んでみると、
- テンポがよく
- キャラクターが可愛く
- 不思議と読みやすい
という、
いい意味で予想を裏切ってくる作品でした。
近野智夏は、
正義の味方ではありません。
けれど、
「守りたいものがある」という一点だけは、
誰よりもまっすぐ。
その歪さと純粋さが同居した姿に、
気づけば目を奪われてしまいます。
『外道の歌』が好きだった人はもちろん、
「少し軽めのスピンオフを読んでみたい」
「オカルト×キャラ重視の作品が好き」
という方にも、ぜひ一度触れてほしい一作です。
読む前はちょっと不安でも、
読み終わる頃には――
きっと、続きを探しているはず。
8巻予約開始情報
『近野智夏の腐じょうな日常』8巻は
1月26日発売予定です。
現在、予約受付中なので、
気になっている方は早めにチェックしてみてください👇
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『近野智夏の腐じょうな日常』を読むにはこちら(=゚ω゚)ノ
「気になった」「読んでみたい」と思った方は、
まずは試し読みからがおすすめです。
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最後まで読んでいただき
🌸ありがとうございました🌸
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