こんにちは、レンタルショップ店員ナピコです☘
今回は今からおよそ1000年前、
”紫式部”によって書かれた古典名作
『源氏物語』
平安時代中期に描かれ
1000年後にも残るこの名作
”大和和紀先生”
の手によって現在に甦りました。
『あさきゆめみし』
読み始めると
絵を見て感動‼ストーリーで感動‼
本当に面白くて、 なのに勉強にもなるって…
( *´艸｀)
『あさきゆめみし』（源氏物語）
に登場する源氏に愛された女性たちを
『1人ずつ紹介』
古典や歴史は興味がわかないと
なかなか覚えられないですよね。
私は歴史漫画を読んでいたことがきっかけで
歴史にはとても興味を持っていました。
興味を持つ、知りたい…と思う
きっかけになれば…と思います。
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あさきゆめみし 全13巻
大型版（全7巻）
文庫版（全7巻）
完全版（全10巻）
あらすじ
帝と桐壺の更衣との間に生まれた
源氏の君（光源氏）は、
誰もが目を見張り、惹きつけられずに
はいられない程、輝くばかりに美しく
有能な若君に成長します。
彼は亡くなった母親の面影を、
多くの女性たちに求め愛し合うように…。
彼の母親である”桐壺の更衣”
にそっくりな父親の後妻”藤壺”とは
禁断の関係、道ならぬ恋に陥り
救いを求めあまたの女人を渡り歩きます
そして、藤壺の宮が亡くなると
藤壺の面影を残した彼女の姪
”紫の上”と結婚
それだけでは満たされずに
数多くの女性たちと逢瀬を重ねていきます
…女性の苦悩や喜び悲しみが描かれた作品です瀬戸内寂聴先生からのコメント
『あさきゆめみし』は千年前の
文庫版 あさきゆめみし1巻 瀬戸内寂聴（せとうちじゃくちょう）
『源氏物語』の漫画現代版です。
大和和紀さんは、
二十世紀の紫式部です。
もしかしたら、紫式部が生き返ったのが大和さんかもしれません。
光源氏はプレイボーイで、
ハイティーンの時から次々、女の人を誘惑し愛します。
源氏に愛された女たちを
大和さんの漫画はとても魅力的に描いています。
あなたは誰？
紫の上？夕顔？それとも浮船？
さあ、読んで下さい。
『あさきゆめみし』第1部・登場人物
光源氏（ひかるげんじ）
主人公
桐壺帝の第二皇子として生まれたが、
臣下にくだり源氏姓を名乗る。
とても美しく、聡明で光り輝くように育つ。
幼い頃に死に別れた母の面影を追い、
父帝の妃・藤壺の女御に思慕してしまう。
母は桐壺の更衣。
桐壺帝（きりつぼてい）
源氏の父
源氏の父。桐壺の更衣をこよなく愛し、
守ろうとしていた。
その子どもである源氏に、
第1皇子以上の愛情を注ぐ。
朱雀帝（すざくてい）
桐壺帝と弘徽殿の女御の皇子
優しい性格ゆえ、右大臣や母の野心に
振り回される。
冷泉帝（れいぜんてい）
桐壺帝の第十子だが、実は源氏と
藤壺の宮の不義の子
夕霧（ゆうぎり）
源氏とその正妻・葵の上の子。
母の死後は、祖母のもとで育てられる。
柏木（かしわぎ）
頭の中将の長男で、夕霧の親友。
朱雀帝の女二の宮を妻にするが、その妹宮の
女三の宮に心を奪われる。
薫（かおる）
女三の宮と柏木の不義の子だが、
源氏の子として生涯を通す。
桐壺の更衣（きりつぼのこうい）
源氏の母
低い身分で入内するも、帝の寵を独占。
そのため帝をとりまく周囲の女人に恨まれ
様々な嫌がらせを受ける。
弘徽殿の女御（こきでんのにょうご）
桐壺帝の妃
高貴な家柄の出身で、春宮（皇太子）
を産んだため、権力を振るう。
藤壺の宮（ふじつぼのみや）
桐壺帝の後妻
先帝の四の姫宮。
桐壺の更衣に面差しが似ていることから
更衣亡き後、桐壺帝の妃となる。
帝の寵愛を受けるが、源氏の愛を拒み切れない。
源氏が最も愛し、憧れた女性。
紫の上（むらさきのうえ）
藤壺の宮の姪にあたる
藤壺の宮の兄・兵部郷の宮の姫。
藤壺の宮と瓜二つ
祖母と暮らしていたが、
10歳の時北山で源氏と出会う。
その後、源氏にひきとられ理想の女性にと養育される。
後に源氏の最愛の女性となる。
北の方として源氏を支え、
明石の上の産んだ姫を養育している。
葵の上（あおいのうえ）
光源氏の正妻
母は桐壺帝の妹の大宮、父は左大臣。
頭の中将の妹
源氏が元服したときからの正妻で4つ年上。
プライドが高く源氏に対して素直になれない
六条の御息所（ろくじょうのみやすどころ）
前の春宮の未亡人。
源氏より8歳年上。秋好中宮の母親。
才色兼備で誇り高い、貴婦人中の貴婦人。
光源氏を愛し、生霊にまでなってしまう。
夕顔（ゆうがお）
町の夕顔に咲く家に住む女性。
源氏が16歳の時に出会い、短い逢瀬を重ねる。
末摘花（すえつむはな）
故常盤の宮の姫
貧しく暮らす没落貴族のため、
世間常識に疎い。
後姿は美人だが花が赤いため源氏に
末摘花と呼ばれている。
朧月夜（おぼろづきよ）
政敵・右大臣家の六の姫。
朱雀帝に入内する直前、源氏と
恋に落ちてしまう。
源氏との仲が噂され、尚侍という
低い身分で入内する。
明石の上（あかしのうえ）
明石の入道の一人娘。
住吉の神のお告げを信じる父の意志により、
受領階級の姫ながらも教養深く上品。
須磨流浪中の源氏と結ばれ、
明石の姫を産んだが、姫の将来のため
紫の上に養育を任せて母娘の関係を絶たれていた。
槿の君（あさがおのきみ）
源氏の叔父、桃園式部郷の宮の姫。
教養が高く知的で美しい。
源氏の憧れの女性。
花散る里（はなちるさと）
桐壺帝の妃のひとりである
麗景殿の女御の妹。
穏やかで心安らげる性格。
源氏の信頼も厚く、源氏の長男
夕霧の養育を任されている。
秋好中宮（あきこのむちゅうぐう）
六条の御息所と前の春宮の姫。
斎宮として伊勢に仕えていた。
母亡き後は源氏に引き取られ、冷泉帝のもとに入内した。
玉鬘（たまかずら）
頭の中将と夕顔の娘。
夕顔の忘れ形見として、源氏と
頭の中将、ともに行方を捜している。
明石の姫（あかしのひめ）
源氏と明石の上の姫。
紫の上を養母とし、
春宮妃、中宮へと出世。
その運命は早くから明石の入道が予言していた。
女三の宮（おんなさんのみや）
朱雀帝の第三皇女。
母も皇族のため父の愛情も厚い。
源氏に降下し正妻となるが、あまりの幼さに
源氏を悩ませる。
雲居の雁（くもいのかり）
頭の中将の二の姫。
離婚した母親と別れ、祖母のもとで夕霧と育つ。
落葉の宮（おちばのみや）
女二の宮。朱雀帝の第二皇女。
母は一条の御息所。
柏木と結婚するが、心から愛されず
寂しい生活を送る。
頭の中将（とうのちゅうじょう）
左大臣の長男
源氏の正妻・葵の上の兄。
源氏の親友にして
学問、政治、風流ごとの良きライバル。
左大臣（さだいじん）
頭の中将と葵の上の父。
桐壺帝の忠臣で、帝の命により
元服後の源氏の後見人となる。
明石の入道（あかしのにゅうどう）
前の播磨の守。
大臣家にありながら
住吉の神のお告げにしたがい、京を捨てて
明石で仏道に励む
惟光（これみつ）
源氏の乳母の子
源氏の腹心の部下で、よき理解者。
『大和和紀先生の漫画』
多数読めます(=ﾟωﾟ)ﾉ
『あさきゆめみし』第2部・登場人物
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薫（中将）かおる
光源氏の末子として世間に愛されるが、
実は女三の宮と柏木衛門督の不義の子。
生まれつき良い香りを漂わせているため、
薫の君と呼ばれる。
匂の宮（兵部郷）におうのみや
明石の中宮と今上帝の三の宮。
紫の上より二条院を受け継いだ。
薫への対抗心から
香りをきつく焚きしめているため、
匂う兵部郷と呼ばれる。
夕霧（右大臣）ゆうぎり
光源氏の第一子で右大臣。
妻は致仕の大臣の姫・雲居の雁、
源氏の乳兄弟である
惟光の姫・籐の典侍のほか、柏木の未亡人・落葉の宮。
冷泉院（れいぜいいん）
光源氏と桐壺院の寵姫・藤壺の宮の不義の子。
桐壺院の第十子として帝位につくが、
若くして今上帝に譲位。
跡継ぎとなる春宮をもうけていない。
大君（おおいぎみ）
八の宮の一の姫。幼くして母を亡くし、
父と妹の３人で宇治の山里に暮らす。
思慮深く気品に満ちており、妹思いだが身体が弱い。
中の君（なかのきみ）
八の宮の二の姫。
母は中の君を出産して亡くなった。
その後は父と姉と共に暮らし、
明るく素直な愛らしい姫に育つ
浮舟（うきふね）
八の宮の姫で、大君、中の君の異母妹。
母とともに義父の任地に下り田舎で育つ。
大君に似ているため薫の目にとまるが、
身分の差を感じて、常陸で縁談を進めた。
結婚に失敗し、中の君を頼って上京をはかる。
明石の中宮（あかしのちゅうぐう）
光源氏と明石の御方の姫。
母の身分が低いため、
源氏と紫の上のもとで育てられた。
今上帝のもとに入内。
春宮、二宮、匂の宮、女一の宮を産み、中宮となる。
（ひたちどの）
常盤の守の妻。
かつて八の宮の北の方に仕えていたが、
妻を亡くして傷心の八の宮に情けをかけられ、
浮船を出産。
その後、受領階級の妻となり、夫の任地へ下る。
八の宮（はちのみや）
桐壺院の子。
冷泉院の春宮時代、
春宮廃立の陰謀に利用されたが
計画が失敗し、世間に捨てられた。
宇治で仏道修行に励みながら姫と暮らす。
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『あさきゆめみし』感想・見どころ
それにしても、あさきゆめみしを読み直し
あらすじを書きながら、思うこと…
いくらかっこよくても…ダメでしょ、これは(笑)
平安時代の貴族は一夫多妻が認められている…
とはいえ、
アウトでしょ…(；一_一)
しかし、昼ドラ真っ青のこの作品
およそ1000年前に書かれたとは
思えない程のストーリー展開
現在の恋愛小説と比べてみても十分面白い‼
宮中ドロドロ作品好きな方
今も昔もたくさんいたんですね。
（なんだか嬉しい( *´艸｀)）
1000年前にも本を読み
ドキドキやハラハラして続きが気になって
眠れない読者がいたのかなと思うと
なんだか不思議に嬉しく思うのはなぜなのか？
そして、なんと言ってもこの時代の
女性たちをとても”儚く美しく”
仕上げているのが本当に素晴らしい。
原作が1000年前に書かれたとは
到底思えない程リアル‼
誰にも言えない秘密の恋、
周りに反対される許されない恋、
そして、一夜の遊びの恋…
誰かの面影を追ってしまう恋
もしも、この時代に生きていて
光源氏のような男に出会ってしまったら…
胸が苦しくて、身が持たないでしょう…。
その”源氏物語”の
平安時代の政治、文化を分かりやすく
目を見張るほど美しく描いている…
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やはり何度読み返しても面白い。
様々な女性の美しさ、儚さ、弱さ、強さ
すべてが詰まっています。
私はやはり、第一部の光源氏の話が
とても好きです。
『源氏物語』はどんなに酷い男であっても
”源氏の君”がいないと成り立たないのです。
…それだけ、光り輝いていて、
なのに悪魔的な魅力を兼ね備えている…
こんなフェロモンダダ漏れな男性は
後1000年経っても現れないかもしれません。
それを平安時代に想像して、書に残した
紫式部の恐ろしいほどの才能。
現代に生きていたら、この時代を見て
どんな物語を紡いでいたのでしょうか…
読んでみたかったですね。
そして、登場人物の中で…
高貴で誇り高く美しい年上女性である
葵の上と六条御息所…
それぞれに感じ入るものがありました。
年上であるという、プライドの高さ故に
素直になれない気持ち…や
蓋をして閉じ込めてしまった愛の行き場、
生き霊となってまで相手を求めてしまう気持ち…
（怖いけど）
切なく、哀しく描かれています。
男性に振り回され、翻弄されながら、
生きていかねばならない。
そんな中で女性たちは、
自分の役割やポジションを見極め、
自分の存在は源氏の君にとって
どうあるべきかを考えるんです。
本当はもっと会いたい。そばにいたい。
それぞれが、その心を押し殺してゆく女性達。
そして、”紫の上”の心の葛藤。
殿方に依らなければ、生きていけない…
そんな時代の中で紫の上は
賢明に生きていました。
『犬君が雀の子を逃がしてしまったの。
伏せ籠に入れてあったのに…』
の幼少期の出会いから
『つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……』
のラストシーン
源氏の君と愛し愛された事こそが
彼女のすべてだった…
感動の涙で絵がボヤけながら見た覚えがあります。
『大和和紀先生の漫画』多数読めます(=ﾟωﾟ)ﾉ
今私たちが過ごしている時代の常識が
きっと1000年後には変わっている、
そういう風に考えると…なんだかとても不思議です。
そうして、次の1000年後…
きっとあさきゆめみし(源氏物語)もまた、
残って行くのではないでしょうか…
とっても、ロマンティックです(*´꒳`*)
あさきゆめみしを読めば
古典、歴史に興味を持つこと間違いなし！
とにかくストーリーさながら
ぜひ細やかな描写を見てほしい
本当にずっと眺めていたくなるほど
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『あさきゆめみし』を読むにはこちら(=ﾟωﾟ)ﾉ
最後まで読んでいただき
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❀ 次回また面白い漫画を
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ナピログ管理人 ナピコ☘
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